※記事の引越しで、2022年3月20日に執筆しました。
今回の題材は、秋田ノーザンハピネッツの直近3シーズンのスタッツ。直近3シーズンとは、「2019-20」・「2020-21」・「2021-22」を指し、進行中の2021-22シーズンは2022年3月19日開催試合終了時のものになります。(同じ条件で比較できるように40分換算しています。)
まず、こちらのグラフをご覧ください。

次にご覧いただくのは、得点・失点の変遷のグラフです。

更に得点と失点の内訳も見てみましょう。
*3P~フリースローの4項目が内訳で、速攻、TOから、セカンドチャンスの3項目はシーン別になります。

得点面では3Pが増えていることが分かりますし、21-22シーズンのTOからの得点が過去2シーズンよりも1.5点以上増えていることにも目が留まります。失点面では20-21シーズンではペイントエリアでの失点が増えていたことや、21-22シーズンもペイントエリアで同じくらい点を取られているものの、フリースローでの失点を大きく減らして、3Pでの失点も減っていることが分かります。
次のページでは、得点・失点構成比のグラフと、3シーズン分の4Factorsを載せます。


3Pの得点構成比は25.4%→28.9%→35.1%と上がっています。

最後に4Factors。
3Pでの得点が増え、失点が減ったことはeFG%とOpp eFG%にも表れていて、eFG%は50%を超えてOpp eFG%は50%を切りました。

DRB%は20-21シーズンに下がってしまいましたが、21-22シーズンは19-20シーズン並みの数字まで盛り返しています。
最後に気になるのがOpp TO%。何故気になるかと言うと、前のページで紹介した「TOからの得点」が関係してくるので、同じ表ですが再掲します。

TOからの得点は21-22シーズンが一番多い18.9点ですが、Opp TO%(試合相手のターンオーバー率)は21-22シーズンが一番少ないです。試合相手のターンオーバー数とスティール数の変遷も、まとめてみました。

ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました!