スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

1月, 2021の投稿を表示しています

今シーズンのアルバルク東京は何が違うのか?

  2シーズン前に連覇を達成し、昨シーズンも32勝9敗で最高勝率を記録したアルバルク東京が、今シーズンは15勝12敗(第16節 *2021年1月2~5日開催まで)と早くも昨シーズンの負け数を上回っています。 Bリーグのブースターとして気になったので、昨シーズンのスタッツとの比較で、どこが変わったのか解き明かしたいと思います。 と勇ましく書いたものの、書き手は今シーズンのアルバルク東京の試合を観ていません。(京都ハンナリーズの試合は欠かさず観ていますが、今シーズンは京都ハンナリーズとアルバルク東京の試合がまだ行われていないのです。)そのため、おかしなことを書くかも知れませんが、そんな時は この人は今シーズンのアルバルク東京の試合を観もしないで書いてる ということを思い出していただけると幸いです。 それでは、本題に入ります。 アルバルク東京に対しては、 ・堅固な守備  昨シーズンはB1最少失点 ・手堅い攻撃  ピックアンドロールを多用し、ズレを作って良い形で攻撃を終える  ターンオーバーが少ない ・終盤も強い  後半も守備の強度が落ちない という印象があります。 まずは、昨シーズンと今シーズンのアルバルク東京の1試合平均得点と失点を並べてみることで、守備面と攻撃面のどちらで大きな違いが生じているかのあたりを付けたいと思います。 得点力は大きく変わりませんが、リーグ随一の守備力に異変が生じていることが読み取れます。 次に、守備面のスタッツを並べて、細かく見ていきたいと思います。 ここから読み解けるのは、 ・3点シュートの守りは相変わらず固い ・相手チームのスティールは相変わらず少なく、攻撃が手堅い ・相手チームの2点シュートの成功率が高くなっている(※) ・フィールドゴールを打たれる本数が増えている ・昨シーズンよりもリバウンドを取られている(※) ・ペイントエリアでの失点が増えている(※) ・セカンドチャンスからの失点が増えている(※) ということで、※の項目を総合するとゴール下の圧が弱まっていることが垣間見えます。フィールドゴールの被試投数も増えていて、フリースローも増えているので、相手チームが攻めあぐねる時間が短くなっていることも読み解けます。 また、速攻からの失点や、ターンオーバーからの失点が多い訳ではないので、ハーフコートオフェンスで2点シュートを決めら...